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僕は妹に恋をする プレミアム・エディション出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2007-08-29
オススメ度:★★★
双子の兄妹の頼と郁は、高校3年生。幼いころからなかよしだったが、思春期を迎えて、頼は郁に冷たくなった。しかし、それは愛情の裏返し。郁に思いを寄せる男がいることを知った頼はたまらなくなり、郁に告白をする。そしてふたりはその夜、関係を結ぶのだった。兄と妹ながら、お互いへの気持ちが止められないふたり。しかし、頼に思いをよせるクラスメイトの女子が、ふたりのキスを見てしまい…。
青木琴美原作の同名漫画を『blue』の安藤尋監督が瑞々しいタッチで描いた青春映画。原作漫画 はエロティックな描写もあるが、映画は直接的な描写は削り、ふたりの気持ちにフォーカスをあてて、兄と妹なのに愛し合ってしまった男女の揺れる思いをていねいに描いていく。嵐の松本潤は漫画から抜け出したような美しさ。彼のウェットな一面が頼の思いと重なり合い、あやうい色っぽさで魅了。一方、郁を演じる榮倉奈々は、天真爛漫な笑顔がかわいいゆえに、兄に恋してしまった郁の苦悩が痛々しく胸に突き刺さるのだ。主役ふたりの魅力がこの映画の核となり、映画版『僕恋』の世界を支えているといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)
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鉄コン筋クリート(完全生産限定版)出演:
アニプレックス
発売日 2007-06-27
オススメ度:★★★★★
宝町で暮らす親を知らない少年クロとシロ。町で“ネコ”と呼ばれるふたりは、かつあげやかっぱらいで暮らしていた。その町で“子供の城”の建設話が持ち上がる。しかし、それは古めかしい宝町を近代化して支配しようとするヤクザの仕業。昔気質のヤクザのネズミは反対するが、彼のボスは謎の男“蛇”にこの計画を一任していた。残酷な蛇はクロとシロを邪魔者だと判断し、刺客をおくる。ケンカでは誰にも負けない凶暴なクロだったが、刺客の前では手も足も出ない。そして追いつめられたシロは刺されてしまう…。
松本大洋原作漫画のアニメ映画化。熱狂的なファンを持つ松本作品だが、この映画はその世界観を想像を超えるほど見事に映像化している。昔懐かしい匂いと迷宮のような不気味さを兼ね備えた宝町の鮮やかな映像、クロ、シロはじめボイスキャストの名演(クロは二宮和也、シロは蒼井優)、原作漫画への深い愛がスクリーンのすみずみまで溢れ、宝町の世界に見るものを自然に飛ばせてくれる。子どもが生きにくい世の中にしてしまった大人たちへ痛烈なパンチをあびせる傑作だ。日本アニメは宮崎駿ワールドが頂点かと思いきや、まったく違ったアプローチと映像世界を持った作品が、その座をおびやかすほどの勢いで登場したことがうれしい。とはいえ監督は米国人のマイケル・アリアス。米国と日本で活躍する映像クリエイターだが、デビュー作とは思えない見事な手腕に脱帽だ。(斎藤 香)
2Dアニメのひとつの到達点 2007-05-17
物語冒頭から、舞台となる宝町をそこに飛んでいる一羽のカラスの視点からスピード感溢れるビジュアルで俯瞰していくシーンでまず、アニメとしての完成度の高さが分かります。このアジアンテイストの残る未来でも過去でもない雰囲気の街そのものと、ドライブ感とは、まさに圧巻。手持ちカメラ風映像の斬新さと、まさにカット一つ一つがまるで一枚の完成した絵画のような素晴らしさ。
松本大洋の原作漫画によるストーリーは、二人の内面をかなり特殊な進行により描くものであるから、とっつきにくい部分もあるし、暴力描写も激しいから、子供向きではありません。作品にちりばめられた遊び心とエッジ感を楽める少々ビターな(?)大人向きです。
それでも、テーマはハッキリしています。シロとクロに代表されるように、善と悪、光と影、といった陰陽二元論のような設定。クロはシロがあって初めてクロであり、シロに補完されないと“闇”と化してしまう。「二人一緒じゃないと見つからない」というコピーのとおり、シロとクロがお互いを補ってゆくという部分が強調されていた。誰の中にも強毅と無垢が存在し、そのどちらが欠けても生きてゆけない。シロとクロは人間の強さやもろさを命がけで教えてくれるという感じかな。
前評判どおり声優専門ではないキャストが素晴らしかった。二宮和也も好演なのだけど、蒼井優はホントに凄い。まさに無垢な少年!! 田中泯も渋いし、本木雅弘もまさに怪演でした。伊勢谷友介のヤクザぶりも「嫌われ松子の一生」を髣髴とさせるものでした。
アニメーション、声の演出とともに物語を盛り上げているのがUKテクノデュオPlaid(プラッド)によるBGMも効果的だったことを追記しておきます。
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ゲド戦記出演:
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日 2007-07-04
オススメ度:★★★
宮崎駿の長男、吾朗が初監督に挑む。それだけでも興味津々の一作。原作は世界的ベストセラーで、宮崎駿も『風の谷のナウシカ』などに多大な影響を受けたと公言するファンタジー。全6巻の、とくに後半のエッセンスを抽出しながら、架空の世界「アースシー」における異変と、その原因を探る王子アレン、大賢人ハイタカ(ゲド)の旅をつづっていく。
人物の過去や行動の動機が詳しく語られないので、ある程度、基本設定を知ってから観た方がいい。吾朗監督は、人間の生と死など原作のテーマを追求しているものの、ストーリーテリングは、やはりまだ熟練とは言えない。ただ、満天の星空や、微妙な色で変化していく夕暮れなど、絵画のように美しい映像は印象的。全体の色づかいのバランスにも、過去のジブリ作品との違いが意識されているようだ。声優陣では、やはりハイタカ役の菅原文太が重厚。手嶌葵は透き通る歌声が心に響く。結末を含め、いろいろと突っ込みどころはあるが、巨匠の息子の初監督作として温かく見守りたい作品である。(斉藤博昭)
光と影の、逆転のアイディア。 2007-06-04
追いかけてくる影のアレンが、実は「心の光」だった、
・・・という光と影の逆転のアイディア。
光のアレンがクモの城にだけ入れなかったり、
沼地で「去れ!」と命じられて完全にコントロールされていたということは、
やはりアレンの心から、光を分断させたのは、クモなのか・・・?
それだけではなく、クモが倒れただけで食い合っていた竜が仲良く群れ飛ぶ。。。
「心が闇に沈んだ少年を少女が救う」というストーリーは原案の『シュナの旅』そのまんまだが、
これに『ゲド戦記』とタイトルを付けて、誤解を招いたことが惜しまれる。
グウィンの小説『ゲド戦記』から借りたのは舞台設定と、登場人物の名前のみ。
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バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付)出演:
角川エンタテインメント
発売日 2007-09-07
オススメ度:★★★★★
かっこいい! 2007-04-22
タイトルにも書きましたが、
主役である巧のピッチングフォーム、走り込んでいる姿、 男から見てもかっこいいです。
野球部のいい部分とイヤな部分も描かれていて、とても面白かった。クスッと笑えて、そして泣ける、いい作品です。
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どろろ(通常版)出演:
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 2007-07-13
オススメ度:★★★
戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊=百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。
早くも続編2作の製作も決定したファンタスティックな時代劇。とはいえ、別に日本の歴史に応対しているわけではなく、どこの国ともいつの時代とも分からないファンタジーとして作りあげている。手塚治虫の原作漫画の映画化だが、原作の世界をまんま映画化するというよりは香港映画の“古裳片”系の仕上がり。ただそれらの魑魅魍魎VS百鬼丸の闘いの映像がメインになっている割には切れ味が悪く、もったいなさが感じられた。続編ではその辺の改変していただき、もっとカッコイイ映像を期待したい。役者たちの熱演ぶりは素晴らしかったのだから。(横森 文)
邦画にしては中々だとおもいます 2007-06-19
原作世代ではないので比較することは出来ないが、なかなか原作どおりの作品を作るというのも難しいものでしょう。まるっきり同じなら別に創らず、原作を読めばいいのだし。
先入観がないので思いっきり楽しむことが出来た。
手塚治虫がこのような作品を作っていることに新鮮さを感じることが出来た。
百鬼丸の設定もよかたし、妻夫木も別段違和感なく演じていたし、原作では子供のどろろも少女という設定になってかえってよかったのではないかと感じた。
柴崎ほどの演技をこなすことのできる子役を探すのは難しいでしょう。
ワイヤーアクションも中国のようにわざとらしさがないのも好感が持てた。
自分の体を化け物のようにした張本人を倒してしまったことで今後の話がどうなっていくのか、楽しみでもあり不安でもある。
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武士の一分出演:
松竹
発売日 2007-06-01
オススメ度:★★★★
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
山田監督の作品は、一点一画を疎かにしない、きちんとしたドラマを描くことに定評があるが、『武士の一分』においてはそれが堅苦しさではなく、娯楽映画としての完成度を高める方向に作用している。前半。城中で毒味をする武士たちが、横一列に並んで役目を果たす、その軽快な動きの楽しさ。木村拓哉という絶妙な素材を得た山田監督の演出ははずみ、時折“SMAPのキムタク”をも見せて笑いを誘う。ドラマが佳境に入ると同時に、徐々に緊張感が増してくるが、息苦しさを感じさせることはない。木村の侍が復讐をとげる、その決闘シーンは良質なアクション映画さながらのテンションと迫力を誇示。その後に描かれる、ほろりとさせられる結末。そしてどのような武士にも守るべき一分があることをさりげなく示唆する、その優しさと余韻の豊かさ。娯楽映画として、完璧な出来である。(斉藤守彦)
今も昔も人は生活している 2007-06-20
何よりもその美しい映像美に目を奪われた。セットの中で殆ど撮ったとは思えないほどの季節感と空気感。現代社会にもある「しょうもない仕事」が昔もやっぱりあって、しかもプライドの高い武士がその仕事をしなければならなかったという哀切もあり、しょうもないことに命すらかけなければならなかった悔しさが伝わってくるようだった。
木村拓哉、壇れい、笹野高史の演技も、方言も、時代や生活感を醸し出していてよかった。私的には桃井かおりが一番のつぼ。木村拓哉が、時代劇的には痩せすぎなのも、下級武士の貧困と粗食という状況にリアリティをもたせる事ができて、逆によかったのかもと。
映画賞的評価はどうあれ、江戸末期の平凡な中にもドラマのある市井を描いた、優しい後味を残す見てよかったと思える一本だった。
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ゲド戦記 特別収録版出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2007-07-04
オススメ度:★★
宮崎駿の長男、吾朗が初監督に挑む。それだけでも興味津々の一作。原作は世界的ベストセラーで、宮崎駿も『風の谷のナウシカ』などに多大な影響を受けたと公言するファンタジー。全6巻の、とくに後半のエッセンスを抽出しながら、架空の世界「アースシー」における異変と、その原因を探る王子アレン、大賢人ハイタカ(ゲド)の旅をつづっていく。
人物の過去や行動の動機が詳しく語られないので、ある程度、基本設定を知ってから観た方がいい。吾朗監督は、人間の生と死など原作のテーマを追求しているものの、ストーリーテリングは、やはりまだ熟練とは言えない。ただ、満天の星空や、微妙な色で変化していく夕暮れなど、絵画のように美しい映像は印象的。全体の色づかいのバランスにも、過去のジブリ作品との違いが意識されているようだ。声優陣では、やはりハイタカ役の菅原文太が重厚。手嶌葵は透き通る歌声が心に響く。結末を含め、いろいろと突っ込みどころはあるが、巨匠の息子の初監督作として温かく見守りたい作品である。(斉藤博昭)
小学生を持つファミリーにおすすめ 2007-06-18
小・中学生をペルソナに据えて作られた映画としては、(だったとしたら)
とても良い作品だと思います。
原作のルグウィン著「ゲド戦記」は、対象が小学校6年生・中学以上と
なっており、読みこなすにはある程度のチカラが必要です。
漢字の問題もありますので、小学生には特に難しく、
実際、小学校2年生の私の娘には、原作は無理でした。
3年生になった今でも本棚に入りっぱなしです。
(特に、ゲド戦記1〜3は文章が硬いような。。。)
そういった中、映像である映画は小学校、低・中学年でも理解もしやすいですし、
ストーリーも深く、私としては悪くないと感じました。
また、美しい絵・構図・音楽・言葉は、さすがだと思わざるを得ません。
長期休みの度に映画館に足を運ぶのですが、
最近のファミリー向けアニメーションの中では、
群を抜いて秀逸な作品だと思います。
でもやっぱり、原作を知っている大人からすると
もう少し・・と思うところも確かにありまして、
星ひとつマイナスというところで、星4つとさせていただきました。
(宮崎吾朗さんの次回作に期待です)
家族の本棚に、原作と一緒にそろえたい一本。
そして、大きくなったら一緒に語ろう、娘よ。
販促本(フリーペーパー)「ゲドを読む」もすごく面白かった!!
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秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX出演:山崎まさよし
コミックス・ウェーブ・フィルム
発売日 2007-07-19
オススメ度:★★★★
新海監督らしい作品 2007-06-17
ファンタジーやSF的な要素は全く無いが、その代わりに、他のアニメにはない程のリアリティがこの作品にはあると思う。背景はとても綺麗だと思いました。ある意味、実写では表現できないことをアニメで表現していると思う。ストーリーがダメだと言う人もいますが、あえて多くを語らないことによって見た人に考えさせる。考えることで見えてくる何かがあるのではないでしょうかね? 一話と二話は起承転結がしっかりとしているのに対して、三話は起句で終わっているのだと思います。そっから先は見た人の想像でお願いします的な終わり方です。エンディングの演出は新海監督の必殺技的な演出ですね。それを心地良いと感じる人もいれば、ワンパターンだと思う人もいるわけです。どちらにせよ、山崎まさよしさんの曲が無ければこの作品は成立しないと思います。もちろん各所の天門さんの音楽も素晴らしいです。個人的には、期待通りの作品であり、予想通りの作品だった。
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ステップ・アップ出演:
AVEX GROUP HOLDINGS.(ADI)(D)
発売日 2007-08-29
ボルチモアの低所得層地区で生まれ育ち、将来に対する夢も何も持たず、軽犯罪ばかり繰り返してきた高校生タイラー。唯一の特技はストリート・ダンスだが、それを活かす気もない。だがある日、また軽犯罪を犯して芸術学校での奉仕活動を言い渡された彼は、バレエに打ち込むノーラと出会う。そしてノーラのダンスレッスンの相手を務めるうちに、次第にダンスにのめり込み、芸術学校に転校したいという思いを強めていく…。
夢を実現するには口先だけでなく、実行力が何よりも大事。当たり前のことだがなかなか実行に移せず悩んでいる人には、背中をそっと押してくれるような作品だ。ノーラ役のジェナ・ディーワンはジャネット・ジャクソンのバックダンサーなどもしていた実力あるダンサー。なので踊れても当然だが、驚くべきはタイラー役のチャニング・テイタム。この映画で初めて振付を覚えたというようなダンス初心者とは思えない、キレと華のあるダンスを見せている。他にミュージシャンのマリオ、ドリュー・シドラが見事なライブのシーンを作りあげている。そんな出演者たちのパフォーマンスを見ているだけでも血沸き肉踊る作品だ。(横森 文)
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キャッツ スペシャル・エディション出演:
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 2005-08-26
オススメ度:★★★★
ミュージカル版『オペラ座の怪人』でも世界的ヒットを飛ばすアンドリュー・ロイド・ウェバー。彼の代表作であり、日本でも劇団四季の公演で幾度も上演され、その度に話題となっている『キャッツ』を完全収録した映像版。大都会のスラム街に集まる様々な立場・種類の野良猫たちが、過酷な世界を力強く生きていくことを歌い上げる。DVDにはオリジナル・ロンドン・キャストによって演じられたものを収録。といっても、単に舞台公演をカメラに収めるのではなく、実に18日間をかけて映像用として新たに撮り下ろしている。生の舞台を客席で見る興奮は確かにあるが、ここではその場面その場面で中心となる役者の表情までを完璧なカメラワークで追った、映像作品としての『キャッツ』を堪能して欲しい。(田中 元)
家族で楽しめるミュージカルです! 2007-03-04
舞台のキャッツしか見た事がなかったので、あの臨場感が映像で出せるのかな…と思っていました。
しかし猫の目線で動くリアルな映像に加えて、今まで近くでは見られなかった猫たちの細やかな動きや、表情・目線などが間近で見れてすごく良かったです。
舞台では全体を見るか単体の猫しか見られなかったところが、全体を見つつも各猫たちの動きも追えるという素晴らしい内容だったので新しい発見もたくさんありました。
題材が身近な猫である事や音楽がすごく良い事もあって、ミュージカル好きな人はもちろんですが、初めてミュージカルを見る方にも楽しめる作品だと思います。
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フルメタル・ジャケット出演:
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 2006-12-08
オススメ度:★★★★★
巨匠キューブリック監督がベトナム戦争に鋭いメスを入れた、衝撃の問題作である。
アメリカ南カロライナの海兵隊新兵訓練所に入隊したジョーカー、カウボーイ、パイルら若者たち。彼らは鬼教官ハートマンのもとで、毎日地獄のような猛訓練に耐えるが、卒業前夜にパイルが教官をライフルで撃ち殺し、自殺するという事件が起こった。数か月後、ジョーカーは戦地ベトナムでカウボーイと再会、共に戦うべく最前線へ向かうが…。
殺りくマシンとして家畜のような猛訓練を受ける新兵を描いた前半と、彼らがベトナムで実際に体験する修羅場のような戦場を描いた後半の2部構成で、戦争と、それによって人間性を失っていく兵士たちの狂気を冷徹な視点で追う。
すべての戦場シーンをロンドンのセットで撮影し、ジャングルがまったく登場しない出色のベトナム映画。(山内拓哉)
描写がすばらしい 2007-05-22
リアリティーに溢れた作品であると思う。
特に前半のいかにして人間が殺人マシーンに作り上げられるか、その果てに狂ってしまうのかという部分の描写が鬼気迫ったものとして伝わってくる。
後半の戦地での人間の描写も巧みだ。
そして全体として伝わってくるものは、ベトナム戦争に限らない戦争そのものへの無意味性の問いかけであるように思う。
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プライドと偏見出演:キーラ・ナイトレイ /ジェーン・オースティン /ジョー・ライト /マシュー・マクファディン /ブレンダ・ブレッシン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 2006-11-30
オススメ度:★★★★
18世紀の終わり。イギリスの田舎町の豪邸に金持ちの独身男性ヒングリ−が越してきた。女性に相続権のない時代ゆえ、お金持ちの男性との結婚は女の花道。そんな中、舞踏会が開かれ、ベネット家の五姉妹の長女ジェーンとヒングリーの間には恋が芽生える。そして次女エリザベスは、ヒングリーの友人ダーシーのプライドの高さに反感を持ちつつも、次第に彼の存在が気になっていく…。
ジェーン・オ−スティン原作の『高慢と偏見』をキーラ・ナイトレイ主演で映画化。男性に依存しないと生きていけなかった時代に、見栄をはることも、媚を売ることもせず、自分の言葉を持った才気あふれるエリザベスを、キーラが瑞々しい演技で魅了。主演女優として最後まで作品を見事にひっぱった。またブレンダ・ブレッシン、ドナルド・サザーランド、ジュディ・デンチらのベテランの柔軟かつ貫祿ある芝居も見物。気の強い女性と不器用な男性のじれったい恋物語は、下手すれば甘すぎるチープなラブストーリーになってしまう危険をはらんでいたが、キャストの好演、ウィットにとんだ脚本、そして、本作が長編映画デビューというジョー・ライト監督のユーモアと上品さを兼ね備えた演出が、品格あるラブストーリーに仕上げた。(斎藤 香)
端正な作品 2007-04-13
18世紀のイギリスの生活を非常に端正に描写しています。
これが画面の持つ力に反映しています。まさしく「細部に神を宿る」です。
また、原作では主人公の持つ感情は2つの山があるのですが、これを丹念に描くと映画二本分のボリュームが必要になります。
映画はこの相反する感情を同時進行している、と解釈することで、原作を損なわずに丁寧に描写し、なおかつ二時間に収める、という事に成功しています。
話自体というより、丁寧、端正な作りに打たれる映画です。
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インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】出演:
ポニーキャニオン
発売日 2007-01-17
オススメ度:★★★★★
やはり3部作全部鑑賞するのがベスト 2007-04-03
第一部を見て、私の映画人生で初めて興奮のあまり夜眠れないほど感動した勢いで、この3部作を購入。序曲そして最終部を全部見て、ヤンとラウの、過去から繋がる「宿命」とヤンの殉死後ラウの行く末を見るまで、まるで入学試験の結果発表前みたいに、じりじりして落ち着かなかった。私的には、今後絶対アジア映画を見よう!!!と決心するぐらい心酔した第一部が好き、そして、宿命的な対決をするしかなかったヤンとラウの運命を理解するには、やはり3部作全部鑑賞するのがベストなので、購入自体は後悔していません。しかしながら、「もしかしたらIIとIIIはIと比べてレベルダウンしているかもしれない」といういやな予感が的中してしまいました。
「監督も同じ、スタッフもほぼ同じ。でもどうして、せめて同じぐらいのレベルの映画にできなかったのか?」IIもIIIもそれなりに悪くはありません。でも、Iにあったあのしびれるような衝撃と感動が残念ながらないのです。
特にIIIは、ラウが精神的に病み自滅していく後半では、何か幻想で何が現実か、一回見たぐらいでは分らないほど、ストーリーと時間軸が複雑で分りにくくなっています。アンディ・ラウは、強いかっこいい男性像を演じるにはぴったりだけど、内面から崩れていく弱さとモロさを演じるには、不向きなのかもしれません。
また、特典として、トレイラーしか入っていないのには、正直がっかりしました。3部作とするからには、もっと特典映像を充実してもらいたかったと思います。いろいろ不満を言いましたが、香港発の映画がこれだけ成功するのはとても嬉しいことです。インファナル・アフェアーがきっかけで私のようにアジア映画に目を向ける人が増えるといいなあと切に思ってます。
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時をかける少女 通常版出演:
角川エンタテインメント
発売日 2007-04-20
オススメ度:★★★★
高校2年生の紺野真琴(声・仲里依紗)はある夏の土曜日の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを巧みに利用して日々を楽しんでいた彼女だが、仲良しの同級生・千昭(声・石田卓也)から告白され、それを強引になかったことにしようと時を遡ったときから、運命の歯車が狂い始めていく…。
筒井康隆原作、というよりもそれを原作にした大林宣彦監督による実写映画版のその後といったテイストで、俊英・細田守監督がまったく新たな発想で描く傑作SFジュヴナイル・アニメーション映画。プリンを何度も食べたり、テストの成績を上げたりと、せこいことばかりにタイムリープを利用していたヒロインが、やがて己の恋心から逃れようとすればするほど事態が悪化していく皮肉さ、しかしそれを自らの力で打破しようとうする前向きな行動力など、至るところにヒロインの快活さが満ちあふれており、それはまさに現代の“時をかける少女”と呼ぶにふさわしい。原作のヒロイン芳山和子(声・原沙知絵)が叔母として登場し、さりげなく2代目をサポートする構えも嬉しい。何度も記すが、必見の傑作。(増當竜也)
待ってられない、未来がある! 2007-06-18
一番最初にこの映画のことを知ったのは、某書店にポスターが貼ってあるのでなにかな?と思って見たのがきっかけです。
背景には大きな坂、そして踏み切り、そしておもむろに振り返っている高校生。
一見未来チックな話なのかなと連想しましたが、どこにでもいる普通(ではないのですが。)の高校生の物語です。
書店で見かけて一年ほどたち、少し忘れかけていた頃、レンタルショップに何気なく置いてあったこの『時をかける少女』というフレーズを見てハッとしました。
すでに予告などでだいたいどんな映画かわかる人、また調べてわかったのですが前作『時をかける少女』があるのを知ったのですが、その映画を見た方はおそらくストーリーはわかると思います。
本作の主人公・紺野真琴はどちらかというと頭では行動しないタイプの女の子です。そんな彼女には男友達の千昭と浩介。恋愛には全く鈍感な彼女が初めて告白され・・・・
ていうわけで、続きは自分の目で見ることをオススメします。友達に借りるのも良し、レンタルで借りるのも良し。
平々凡々な生活を送っていた私は世界に引き込まれました。
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NANA 2 Special Edition出演:
東宝
発売日 2007-06-22
オススメ度:★★★★
由衣ちゃん頑張ってマス‥! 2007-05-05
「NANA2」がようやくDVDで登場!‥ キャストが一部変更なってしまい、前作のインパクトには及ばなかったのが集客に影響したみたいだけれど、原作のテイストに近いのは本作かと思う‥。 キャストの変更は、スケジュールの都合で仕方がないところだけど、やはり「宮崎あおい・ハチ」が抜けてしまったのは残念だなぁ〜と。原作の雰囲気は「市川・ハチ」の方があると思うが、「宮崎・ハチ」に較べて「女っぽく」て、「色気があり過ぎる」のが欠点かも‥。そうなると「中島・ナナ」との差別化がはかれなくなる。演技に関しては、キャリアを積んでいる「宮崎あおい」と較べるのは「酷」かもしれない‥。(アレでも中島を立てて抑えてると思う‥宮崎の実力はあんなもんじゃない!)中島美嘉は前作より台詞まわしも随分上手くなってるしイイ感じ。松山と松田は変更で正解(笑) 映画版は本作で終了みたいだけれど、「市川・ハチ」も頑張ってるんで、前作観た方々は観て損はしないと思いマスよ‥。
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風の谷のナウシカ出演:久石譲 /高畑勲 /辻村真人 /ツジムラマサト /京田尚子
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2003-11-19
オススメ度:★★★★
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。
アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。
巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)
ストーリーと絵の疾走感に、胸がドキドキする一本 2007-04-29
人間が戦争で撒き散らした毒が土を汚し、腐海(ふかい)が生まれた世界。汚れた世界の毒を清浄にするために木々があり、それが森を作り、その森を守る王蟲(おうむ)を始めとする蟲(むし)たちがいる。という作品の世界観、舞台背景が、まず凄いですね。戦争の惨禍と、平和への祈りをテーマにした映画のバックボーンとして、実によく練り上げられているところに唸らされます。
ナウシカが風に乗るところの浮遊感、疾走感を筆頭に、動きにあふれた絵の魅力にドキドキしました。王蟲の暴走シーンも、圧倒的な迫力を感じました。そして、あのシーンがやってくる・・・・・・。池に投げた石が波紋を描くように、赤い光が青い光へと変化してゆくシーン。見ればいつも心を揺さぶらてしまう名場面。
久石譲の美しく、哀しみと慈しみにあふれた音楽も素敵。どこかで聴けば、「ああ、ナウシカの世界だ」と引き込まれてしまう、この映画にぴったりの音楽が奏でられ、紡がれてゆく。大好きな、愛おしい音楽。
私にとっては、宮崎駿監督のアニメ映画で最初にやられたのが、この作品でした。その二年後に『天空の城ラピュタ』を見て、本当にワクワクするアニメ映画を作ることができる才能に、目を見張らされ、狂喜したものです。
この映画のみずみずしい息吹と、凛として力強いリリシズムは、ゆとりのなさといった多少の欠点を吹き飛ばす魅力にあふれていますね。アニメ映画史上、燦然と輝く金字塔の一本ではないでしょうか。
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DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set出演:
バップ
発売日 2007-03-14
オススメ度:★★★★
夜神月はエリート大学生。類まれなる天才である彼は、偶然“DEATH NOTE”を手に入れた。そこに名前を書かれた者は死ぬ。将来は警視総監になれる逸材と言われながらも、法による正義に絶望していた彼は、そのノートを使って罪深き者に次々と制裁を加え、犯罪者のいない理想郷を作ろうとする。そしてその制裁は、世間で話題になり、救世主“キラ”と呼ばれるようになる。しかし、キラの正体を絞り込んでいた男がいた。彼の名前は“L”。数々の難事件を解決していた謎の名探偵で、彼はFBIや日本の警察に指示を出し、月に近づいていく…。
原作コミックが1500万部以上も売れた大ベストセラーの映画化。天才・月と天才・Lの頭脳バトルが圧巻の原作だが、この前編はプロローグ。月とLの闘いの序章といった趣。月が正義を掲げながらも、ノートを使って簡単に人殺しを重ね、何も後ろめたさを感じない姿は、ささいな理由で殺人を起こす現代人の象徴のようで背筋がゾッとする。後編で繰り広げられるであろう頭脳バトルへつながるエンディングは、続きも見たくなる作りだ。月は藤原竜也、Lは松山ケンイチが演じる。特に松山は原作のLそっくりで、ヴィジュアルも含めLファンも納得の好演だ。(斎藤 香)
いや、素直に楽しめましたよ? 2007-06-12
もう、かれこれいろいろな映画を見てきたのですが、これは素直に楽しめた。
まあ、もしかしたら原作知らないからなのかもしれないが・・・。
当時、ダチに強制的に連れられて、見に行った映画なんですが、最初犯罪者がバタバタ死んで行くところでなぜか衝撃を受けましたw
ダチは推理物だって言ってましたけど・・・推理物じゃねえよw
推理物にしてはテンポが速すぎですw
だが、この作品は、今までに見ないタイプの映画で(まあ、アニメでは結構似たような物があったんですけどね・・)現実と非現実をごっちゃにしたような内容でとても惹かれた。
特に主人公のバックに死神が付いているとか最高です!
死神は、ヴィジュアル系っぽくて、マントに鎌を持っているような印象ではなかった。
また、そこが斬新であった。
これくらいの値段なら多分買ってもいいでしょう。
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NANA 2 スタンダード・エディション出演:
東宝
発売日 2007-06-22
オススメ度:★★★
青春しています。 2007-04-12
漫画の実写映画の場合は、イメージが壊れることが多いが、この映画は、漫画から飛び出してきたような映像です。
大崎ナナ(ナナ)と小松奈々(ハチ)、二人のNANAの友情、恋愛の行方はどうなるのか?
大人に成長していく姿がうまく描かれています。
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犬神家の一族 完全版 2006&1976 【初回限定生産3枚組】出演:
角川エンタテインメント
発売日 2007-07-06
オススメ度:★★★
信州が産んだ製薬王・犬神佐兵衛が莫大な遺産を残して亡くなった。佐兵衛には母親の違う3人の娘、松子・竹子・梅子がいたが、なぜか遺言状には全財産を佐兵衛の恩人の孫娘・野々宮珠世に譲渡すると書かれていた。しかも珠世が財産を受け継ぐことができるのは、松子ら3人の娘たちのそれぞれの息子のいずれかと結婚することが条件だった。早速、珠世を巡って息子たちは争奪戦をくり広げ、ついには殺人事件が巻き起こる。遺言状を預かる法律事務所の依頼を受け、名探偵の金田一耕助は捜査に乗り出すのだが…。
76年に角川映画の第1弾として製作された『犬神家の一族』を市川崑が自らリメイク。だがプロデューサーの指示で、構図からカット割りに至るまで76年版をまんま踏襲。エンディングだけは大きく異なるが、このDVDで手軽に過去の作品が見られる現代で、なにゆえもう1度同じものを作る必要性があったのか、正直、理解できなかった。しかし金田一役の石坂浩二は年齢を感じさせないような役作りをしているし、30年前と同じ役で出演した加藤武と大滝秀治らもやはりいい味を出している。結果的には76年版の偉大さを再認識させることになっている。(横森 文)
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紅の豚出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2002-03-29
オススメ度:★★★★
1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。
『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。
荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
さくらんぼのなる頃 2007-06-01
小学生の頃に家にビデオがあったので何度か見たことがあったのですが、その頃は内容がさっぱりわかりませんでした
しかしあれから10年ほど経ち久々に金曜ロードショーで見てようやく内容がわかり始めてこの映画の面白さに気がつきました
笑いあり涙あり、そしてジーナの歌とエンディングはとてもいい曲で何度も聞いています
ただ最初に述べたとおり子供には内容がさっぱりでつまらないかもしれません
とにかく1度でもいいので見てみてください
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フラガールスタンダード・エディション出演:
ハピネット・ピクチャーズ
発売日 2007-03-16
オススメ度:★★★★
昭和40年、福島県いわき市は炭鉱の町だったが、石炭から石油へエネルギー源が変わり、閉山が続いていた。その危機に炭鉱会社が目をつけたのは観光。いわき市にレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」と作ろうとする。目玉はフラダンスのステージだったが、ダンサー募集に集まったのは素人の娘たち。ダンス教師として東京からプロのダンサーを呼ぶが、彼女は田舎をバカにして教える気がない。しかし、次第に娘たちの一途さに心を動かされる。
現在「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に改名した元「常磐ハワイアンセンター」誕生実話を映画化。炭鉱の町の危機をフラダンスで救おうとするけなげな女性たちを受け入れなかった炭鉱の男たちが、彼女たちの熱心さに心を開いていくプロセスや、家族のエピソードなど、ひとつひとつに胸が打たれる。ちょっとした一言に涙が溢れてしまうのは、感動の琴線にふれる脚本とキャストの熱演。とりわけ教師演じる松雪、メインダンサーを演じる蒼井優、徳永えり、池津祥子、南海キャンディーズのしずちゃんの体当たりの演技によるところも大きい。実話の中に『ウォーターボーイズ』のひとつのことに打ち込む情熱、『リトル・ダンサー』の子供の成長と親子の愛情などのエッセンスが盛り込まれ、楽しく感動できる作品になった。(斎藤 香)
キモチよ〜く泣けました 2007-06-18
「なんで東北でハワイなんだ?」
子供の頃からの謎が解けました。
なるほど、そういう事情があったのか。ウンウン。そー言えばぼた山ってダイヤモンドヘッドみたい。
ハワイをイメージした経営陣の想いもわかる・・・(でも傾斜が逆かな?)
ベタだけど、涙腺のツボをしっかり押さえ込まれ、キモチよ〜〜〜く泣けました。
父が解雇され、夕張炭鉱に向かう親友の皮肉な選択。(夕張市の破綻は周知の通り)
炭坑から観光への社運を懸けたシフトは、バブルで浮かれて破綻していったリゾートとは性根が違う。
岸部一徳がいい。リストラ団に押され気味で、作業着に隠してたアロハシャツ。
ついには信念と確信を持って作業着を脱ぎ捨て、はじける姿が素敵だ。
しずちゃんもいい。泣きながらのスマイルが不細工で健気・・・
もちろん、松雪さんも優ちゃんもキモチ入ってて、踊りに念を感じる。
松雪さんとトヨエツの絡みから、loveを排除したのがよかった。
予感、余韻だけにして、テーマにがっつり絞ったからこそ、ベタ演出に酔えるんだと思う。
後味すっきり、心のデトックス!
そして、東京者とは違う60年代への郷愁が残る作品です。それは、手作り感かもしれない。
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かもめ食堂出演:
バップ
発売日 2006-09-27
オススメ度:★★★★
フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。
れっきとした日本映画だが、オールフィンランドロケで、現地スタッフや役者も参加して作り上げた日本とフィンランドのコラボ映画。あせらずマイペースなサチエに小林聡美がピッタリ。また「かもめ食堂」の北欧風のインテリア、シナモンロールやおにぎりなどのお料理もおいしそうで、ビジュアルも十分に楽しめる。国境を超えた人間関係をオシャレで心温まるヒューマンドラマに仕上げたのは『恋は五七五』でおなじみの荻上直子監督。(斎藤香)
淡々としているが印象深い 2007-06-20
なんということはない、新規にオープンした食堂の日常を
お客さんが満杯になるまでの期間、淡々と描いた映画。
しかしそんなミニ・サクセスストーリーが、
オールフィンランドロケにより
強い印象を与える作品へと変貌している。
冒頭、北欧インテリアに囲まれた店内に、
北極圏独特の低い、平行な太陽光線が差し込んでいる。
その白いやわらかさに、それだけで
非日常に引きずり込まれるから不思議だ。
フィンランドを舞台にしたことを通じ、
凛とした日本人女性を演じる小林聡美に
より日本を感じるという逆説が印象深い。
女性らしい、心のこもった食へのこだわりが
やさしい後味を感じさせてくれる傑作。
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魔女の宅急便出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2001-06-08
オススメ度:★★★★★
1989年の宮崎駿監督による劇場用長編アニメーション作品。13歳になり、魔女の修業のために黒猫ジジとともに街を出る少女キキ。新たに住まいとして選んだ街で配達屋として暮らす中で、居候先のパン屋のオソノさん、空を飛ぶことにあこがれる少年トンボなど、さまざまな人との出会いをとおし、落ち込んだりしながらも魔女として、人として成長していく姿を描く。
修業に旅立つところから物語が始まるのだが、そのやや長めの場面で早速こちらを映画に引き込ませる。そしてほうきで飛び立ちスイッチを入れたラジオから荒井由実の「ルージュの伝言」が流れ、やっとタイトルが現れる。そのタイミングの見事さ。物語も演出も細部に至るまで実に丁寧に作られており、何度も繰り返し観たい作品になっている。(田中 元)
何時までも色あせない名作 2007-02-28
魔女の宅急便は、キキが新しい環境で、不安と期待をもちつつ、人々の優しさに支えられながら成長していく様子を描いた作品ですが、何回みても、とても元気付けられる作品です。
今でも気になってるんですが、キキが魔法を取り戻した時にジジは「ニャ〜」しか答えなかったけど、その後もキキと会話をすることは出来なかったのかなぁ。
キキにとってジジは親友であることは変わりがないけど、ちょっぴり寂しい感じがします。
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となりのトトロ出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2001-09-28
オススメ度:★★★★★
小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。
かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。
他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)
ひとつだけお願いが・・ 2007-05-07
今ほど「ジブリ」という言葉が人口に膾炙していなかった頃、この映画を公開時に劇場
で見ることができた。併映の「火垂るの墓」は上映時に間に合わなかったのか、節子が防
空壕の前でブランコに乗るところなど線描のままだったけれど、これも今思えば懐かしい。
それよりなにより日本のアニメを代表するこの2作にその時めぐり合えたのだからほんと
うに幸せな体験であった。本作については文句のつけようもないがただひとつ、映画を観
ながら最初から最後まで気になってしょうがないことがあった。それはお父さんの「声」。
何故普通の声優さんなり俳優さんなりを使わなかったのだろうか。プロを使わなかったの
だろうか。上映中気になりすぎてこの巣晴らしい映画を十分に楽しめなかったのをまざま
ざと今でも思い出す。
叶わぬ夢かもしれませんがお願いがあります。お父さんの「声」を変えた「トトロ」を
一度でいいから観て見たい・・。こんなこと思うのは私だけでしょうか?
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天空の城ラピュタ出演:
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2002-10-04
オススメ度:★★★★★
空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。
『未来少年コナン』や『ルパン3世カリオストロの城』など、「マンガ映画」と形容するにふさわしい、いきいきとした作品を手がけてきた宮崎駿が、またしてもその天性を発揮したのがこの作品。彼の作品にしばしば登場する「空を飛ぶ」というモチーフを物語の中心に据え、昔ながらの胸躍る冒険活劇に仕立てあげた。まっすぐで行動力あふれる少年、可憐(かれん)でしんの強い少女、一見怖そうだが愛すべき悪党たち、など宮崎アニメでおなじみの要素がほかにも盛りだくさんの娯楽作品だ。(安川正吾)
何回みても、ワクワクする 2007-06-18
この映画は、映画館で見て以来、ず〜と心に残っている映画です。
6月15日に金曜ロードショーでやりましたが、改めてこの作品の凄さを感じました。
だって、あのころのワクワク感,感動が、より一層強く感じることができたのだから。
いつまでも語り継いでいきたい作品です。EDの「僕らを乗せて」は名曲ですね♪。
パズーやシータはもちろん大好きですが、それ以上にドーラ一家がたまらなく好きです。あのパワフルで優しくて思いやりのあるドーラ一家を見てると、こっちまで元気になれますね。
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竹宮恵子BOX出演:
東映
発売日 2007-06-21
オススメ度:★★★★
竹宮惠子原画を使用 2007-06-09
ということですが、このBOX内にどれだけ書下ろしがあるでしょうか。
現在放送中のアニメ版もDVD化されるわけですが・・・
竹宮恵子先生独特の世界観は、現在放送時のものより当時の方が上です。
また、現在放送中のものは全巻揃えるのに相当額を要しそうです・・・
継続してDVDをコンプリートできない場合や、
原作に近いものを求めるなら、こちらの購入がお奨めかと思います。
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さくらん 特別版出演:
角川エンタテインメント
発売日 2007-08-03
オススメ度:★★★
演出家・蜷川幸雄の娘で、写真家として有名な蜷川実花が初監督に挑戦。原作は安野モヨコ、脚本はタナダユキ、音楽は椎名林檎と、ガールズパワーが結集された1作だ。舞台は江戸の吉原。遊郭「玉菊屋」に連れて来られた少女が「きよ葉」と名づけられ、成長して吉原でもトップの花魁「日暮」となるまでを描く。大門の上に金魚が泳ぐ水槽が飾られるなど、吉原や遊郭内の美術が斬新でカラフル。金魚や花がふんだんに使われ、時代劇とは思えない遊び心に満ちたビジュアルが、物語にぴたりと合っている。
きよ葉を演じる土屋アンナの豪快な演技が楽しい。つねに“マイ・ウェイ”で突き進み、先輩の花魁に臆することもないし、気に入らない同僚の遊女には跳び蹴りまでくらわす。強気な彼女がチラリと本音を出す瞬間、観ているこちらも胸が締めつけられるのだ。アンナに負けじと、菅野美穂、木村佳乃らの大胆なラブシーンにも驚くばかり。女優陣のヌードはあっけらかんととらえる一方で、安藤政信ら男優陣を見つめる映像は、妙に艶っぽくて、女性監督らしい視線が感じられる。(斉藤博昭)
異世界へようこそ! 2007-06-20
例えれば「スワロウテイル」。
スワロウテイルの世界が日本のパラレルワールド的世界観を感じさせたように、さくらんの世界は江戸吉原であるようでいて江戸吉原で有り得ない世界。
言うなれば「鏡の中の吉原」であり、異世界好みの自分にはサイコーの作品でした。
役者・美術・音楽の全てがひとつの世界をバランスよく構築していて、心地よく入り込む事が出来ました。
蜷川幸雄の芝居の舞台をスクリーンに移したような感覚。
インパクトが強いので好き嫌いは分かれるようですが、感性が合う方なら事ウケアイです。^^
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どろろ コレクターズ・エディション出演:
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 2007-07-13
オススメ度:★★★
戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊=百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。
早くも続編2作の製作も決定したファンタスティックな時代劇。とはいえ、別に日本の歴史に応対しているわけではなく、どこの国ともいつの時代とも分からないファンタジーとして作りあげている。手塚治虫の原作漫画の映画化だが、原作の世界をまんま映画化するというよりは香港映画の“古裳片”系の仕上がり。ただそれらの魑魅魍魎VS百鬼丸の闘いの映像がメインになっている割には切れ味が悪く、もったいなさが感じられた。続編ではその辺の改変していただき、もっとカッコイイ映像を期待したい。役者たちの熱演ぶりは素晴らしかったのだから。(横森 文)
面白いと思いますが 2007-05-27
3月に映画館で見ました。映画の評価が低かったのですが、手塚治虫の漫画「どろろ」を少年サンデーで毎週楽しみにしていた世代なので、映画評の良し悪しに関わらずに見に行こうと決めていました。
確かに無国籍映画のようにはなっていましたが、私はそれなりに楽しめました。主演の2人が頑張っていたし(柴咲コウ・・って女優さん、前は余り好きではありませんでしたが、最近魅力的に思えるようになりました)原作のイメージをなるべく忠実に描こうとする姿勢も感じられてよかったと思います。少なくとも映画で続編が出たら見に行こうと言う気にはなりました。DVDの販売も楽しみです。
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沈黙の奪還
ハリー・ポッターと秘密の部屋